2017年1月31日火曜日

ドキドキ!ヒヤリ!?講評会に潜入!

こんにちは。i-BOXです。
17日からi-BOX前のセンターホールで展示していた「北村へ行こうよ!」展が終了いたしました。沢山の方に展示を見ていただき誠にありがとうございました!

講評会を受けて努力を続ける学生にご期待ください!


先日、i-BOXスタッフは油彩画研究室の「講評会」にお邪魔しました。
「講評会」とは、研究室生が現在描いている絵画について発表し、その進行具合などを見て、先生から講評を貰う会です。この日集まったのは油彩画研究室の2年生と3年生。授業で制作している絵画について発表しました。


現在、油彩画研究室生の3年生は「神話・民話を題材にして4枚以上描く」、2年生から院生の皆さんは「既存の作家研究をしながら、①コラージュ②変形キャンバス③偶然性を生かした描写の3種から選んで制作を行う」という授業を受けています。

丁寧なペン画で描かれた「ヤマタノオロチ伝説」や、不思議な形のキャンバスに描かれた絵画。つい、どれも独創的ですごいな~、面白いな~と感心していたら、授業担当の舩岳先生からは「それはどうしてその形なの?」「これはこの後どうするの?」と的確で冷静な指摘が飛びます。ひやり、と場の空気が冷えたような気もしましたが、学生のみなさんもめげずに、一生懸命自分たちの意見や今後の制作方法について、先生にぶつけていました。

油彩画研究室の学生が必死に制作中のこちらの絵画は、5月中旬にi-BOXで展示をすることが決まっています。制作期間は残り数ヶ月…いったいどんな風に変わっていくのでしょうか?続報はこちらのページでもお知らせしますよ~。お楽しみに。

2017年1月30日月曜日

佐藤菜摘個展「めとくちとあたまの真中を象る」

こんにちは。i-BOXです。

展覧会情報をお届け!今回は終了を控えた院生の展示です


本日は、デジタル絵画研究室の佐藤菜摘さんの個展「めとくちとあたまの真中を象る」のお知らせです。佐藤さんは今年度本校大学院を修了する院2年生です。これまで何度も個展を開催してきましたが、今回の展覧会が在学中最後の個展となります。
佐藤さんから、コメントを頂きました。
「学生最後の個展となりました。テーマはあるのですが、それ以上に「不思議だな、たのしいな」なんて、観た方の感覚をつつくモノになっていたらいいなと思います。テーマは展示会場にて。会場が札幌なので足が遠いな、と思われる方もいらっしゃると思いますが、ぜひご高覧いただければ幸いです。(佐藤菜摘)」

また、北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUGで同時期に開催している「北海道教育大学院 修了制作展」でも作品を展示。こちらでは、個展会場とはまた違う“研究成果”としての作品が並ぶのだそうです。2つの会場を渡り歩きながら、佐藤さんの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

佐藤菜摘個展「めとくちとあたまの真中を象る」概要



会期:2017年1月31日(火)~2月12日(日)
時間:10:30~22:00(日曜日は20時まで)
会場:TO OV café(ト・オン・カフェ)
   札幌市中央区南9条西3丁目2-1 マジソンハイツ1階
北海道教育大学院 修了制作展
日時:2/3(金)~2/19(日)12:00~20:00(最終日18時まで)
会場:北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUG

2017年1月29日日曜日

まちなか公開講座、最終日の様子

こんにちは、i-BOXです。
昨日の荒天から一転、今日は穏やかな天気が続くJR岩見沢駅前。
日差しもぽかぽかとあたたかく、いつの間にか日が伸びたね~、と来場されたお客様とお話する場面もありました。

まちなか公開講座で「であえーる」の活性化を図る!


さて、であえーる岩見沢にて本校の授業「地域プロジェクト」を市民に公開し行われた「まちなか公開講座」。最終日は、市民の皆さんと学生とで岩見沢の暮らしについて話し合う「ザワトーーク」での交流や、施設見学などをもとに、3チームに分かれて「であえーる」の集客アップの方法についてプレゼンテーションを行いました。
あるチームのプレゼンテーションでは、道内最大の室内遊び場や子育て支援センターなどの子どもに関する施設や、食品・服飾のサービス業などが充実している「であえーる」の強みを活かして、働く子育て世代向けに保育・託児施設を置き、札幌圏に通勤したり、まちなかで働いている人たちのための施設の充実を提案しました。


「であえーる」では、子どもを迎えに来た際に買い物を済ませることも可能。また、高齢者の多い街という点をプラスにとって、高齢者を保育施設職員として採用し、昔遊びや知恵・道徳心を子どもたちへ伝えていくといったアイデアも。このような、学生の視点から見た「であえーる」の様々な利用方法を市役所の方や市民の皆さんに聞いていただきました。

質疑応答では、学生からの質問や意見もあり、学生同士でも盛んに発言をしていました。プレゼンテーションを聞いた施設の方からは「若い方々の発想は、とても参考になりました。」とお言葉をいただきました。

12月から4回に渡って行われてきた公開講座によって、学生と市民の皆さんの交流が深められ、お互いに良い刺激になったのではないでしょうか。これからの岩見沢がより活気にあふれた街になると良いですね。

2017年1月28日土曜日

「風が吹くとき」坂本有美さんへの質問

こんにちは。i-BOXです。
現在i-BOXで開催中の油彩画展覧会「学生企画展示2016Part.11坂本有美『風が吹くとき』」。美しい世界観と、謎めいた絵画たちに、お客様からとても多くの質問が届いています。今日はその中からいくつかの質問に、作者の坂本有美さん(油彩画研究室院1年)にお答えいただきます。

鑑賞がもっと楽しくなるかも?皆様の疑問にお答えいただきます!


①「星を追う人」という作品がありますが、坂本さんにとっての星はなんですか?やはり絵を描くことでしょうか。(市内女性より)
『絵を描くことももちろんですが、かっこよく生きている人が私にとっての星だなと思います。かっこいい人にはなかなか近づけません。』


②私は友達とけんかをした時、うまく謝れません。絵(「What I say」)の中の人たちは仲直りできましたか?(小学生の女の子より)
絵の中の人たちはお互いを許し合うことで仲直りできました。相手を怒らせてしまったらごめんねと言うのが大事だし、ごめんねと言われたら許すことが大事だなと最近勉強しました。私は今でも上手く謝ることができないので頑張りたいです。』


③坂本さんの絵画群を観たとき、僕は海外に行ったこともないし、普段そんなに絵も見ませんが、既視感に見舞われ、不思議な気持ちになりました。何故でしょう。(市内男性より)
『私も海外に行ったことはないです。行きたいなと思っています。既視感に見舞われるといってくださる方が多いですが、それはおそらく、既存の作品を参考に描いているからかなと思います。ゴシック~初期ルネサンスのキリスト教美術に憧れがあり、図録を見て作品のイメージを考えたりしています。


坂本有美さんの個展「風が吹くとき」は2月4日(土)まで開催です。最終日4日(土)には、坂本さんも在廊します。直接お話したいという方は、ぜひ足をお運びくださいね。

2017年1月27日金曜日

2月の音楽文化専攻演奏会情報!

こんにちは。i-BOXです。
明日から大荒れ予報です。既にJR岩見沢駅前の木々やイルミネーションが、風に吹かれて揺れています…。皆さん、お出かけの際はどうぞお気をつけて!

2月は演奏会を聴きに行こう♪


さて、まもなく2月。音楽文化専攻の演奏会が最も盛んな時期。

画像の
「修了演奏会」を皮切りに、研究室・門下生ごとの演奏会や、学生同士の自主演奏会がたくさん行われます。
そこで、本日は2月に行われる演奏会の情報をまとめてご案内いたします。





・2月3日(金)13:30開演
「平成28年度 北海道教育大学大学院 音楽教育専修 修了演奏会」
会場:北海道教育大学岩見沢校i-HALL(ちらし画像参照)

・2月5日(日)13:00開演
鍵盤第6二宮研究室「第14回 リュミエールコンサート」
会場:札幌コンサートホールKitara小ホール
問合せ:080-1978-0619(福森)

・2月17日(金)18:30開演
鍵盤第4樋口研究室「第11回 Blumen」
会場:六花亭札幌本店ふきのとうホール
問合せ:0126-32-0326(研究室)

・2月17日(金)19:00開演
鍵盤第2深井研究室「第9回 シュトラーレンコンサート」
会場:札幌時計台ホール
問合せ:080-1891-9863(横山)

・2月19日(日)18:30開演
鍵盤第3野呂研究室「Charme」
会場:札幌時計台ホール
問合せ:080-3293-6969(遠藤)

・2月23日(木)19:00開演
Young Hokkaido Philharmony
会場:札幌コンサートホールKitara大ホール
(公式FBはこちら

・2月28日(火)19:00開演
Euphonium×Tuba Ensemble Concert vol.2
会場:札幌市教育文化会館小ホール
問合せ:090-2692-0786(鈴木)

各演奏会等の詳細につきましては、各問合せ先へご連絡願います!

2017年1月26日木曜日

雪山に穴?

こんにちは。i-BOXです。
週明けの寒さは一転、今日は良い天気でした。JR岩見沢駅にも太陽光がさして、駅舎内がぽかぽかと温まっていましたよ~。

雪山の穴は・・・実は授業の一環だったのです!


さて、この時期、大学構内には除雪で出来た、まるで山脈のような?雪山が登場します。先日、アウトドア・ライフコース3年生の皆さんがこの雪山の根本に「洞穴」を掘っていました。実はこれ、「雪洞泊(せつどうはく)」という実習の予行演習です。




3月前半に行われる授業「冬のフィールド経験」では、1年生と3年生が大雪山で3泊4日クロスカントリースキーやスノーシューなどの実践を行います。
授業では山中で泊まる場所を自分たちで作らなければいけません。それが、この雪の洞穴。


入り口の両側には壁が設けられ、風を防いでくれます。中に入ってみると、穴の中はとっても静か。実際に寝るときは、下に保温のためのシートを敷いて寝るのだそうです。それでもやっぱり寒そう…。雪洞泊実習の担当である小松崎笑帆さん(3年)は、「思ったより寒くないとは思いますが、寒いことには違いないですよ」と笑って教えてくれました。

毎回、「冬のフィールド経験」は、アウトドア・ライフコースの3年生がお手本となりながら、1年生に指導を行います。しっかり準備を行って、安全で楽しい実習になると良いですね。

2017年1月25日水曜日

修了・卒業制作展2016開催します!~其の一~

こんにちは、i-BOXです。
いよいよ、2月上旬から「2016年度 北海道教育大学岩見沢校 修了・卒業制作展」が始まります!i-BOXでは、2月の毎週水曜日に、展覧会の様子や準備の裏側を全5回でご紹介します。

卒業制作の講評が行われる総覧会・・・その様子を潜入取材!


第1回目となる本日は、昨年の12月に行われた「総覧会」の様子をお伝えします。「総覧会」とは、卒業制作の講評会。本校美術コースでは、卒業の際に論文ではなく、作品を提出します。この総覧会で、作品を提出して卒業単位が出るかどうか審査されるのです。
卒業生の皆さんはドキドキものの瞬間です。



総覧会は、絵画専攻、彫刻専攻、メディアデザイン専攻、工芸専攻、実験芸術専攻の各分野に分かれて行われました。
まずは学生が、作品の制作方法や作品に込めた”思い”をプレゼンテーション。その後、審査する先生からの講評が述べられます。
この総覧会には、1~3年生までの後輩も参加が可能。自分の作品制作の参考にと、真剣なまなざしでメモをとっている学生さんも…!

総覧会を終えてホッとするのも束の間。総覧会を終えたばかりの学生さんにお話を伺ったところ、「これから展覧会までの間に作品の手直しや先生から指摘された点を改善して、より良い状態で展示が出来るように準備していきます。」との事。

「修了・卒業制作展」は、本校美術コースの学生が学んできた4年間の集大成となる展覧会となります。是非ご高覧賜りますよう、お願い申し上げます!!

「2016年度 北海道教育大学岩見沢校 修了・卒業制作展」概要



会期:2月上旬~3月上旬
会場:①北海道教育大学札幌駅前サテライト hue pocket
   ②北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUG
   ③JR岩見沢複合駅舎2階 有明交流プラザ&i-BOX
詳しい展示内容は、添付画像をご確認ください。

2017年1月24日火曜日

2017年最初のまなロビ!

こんにちは、i-BOXです。
寒いです…。皆様、体調・水道管・諸々大丈夫でしたか?
JR岩見沢駅内は、太陽の力でやっと暖かくなってきました…!

今年最初のまなロビは「オペラ」でした!


さて、先週の金曜日まなみーる市民会館ロビーにて、お楽しみコンサート「まなロビvol.40」が開かれました。今回のテーマは、「オペラ」。
事前に配られたプログラムには、オペラについての解説や内容などイラストでわかりやすく説明されています。可愛いイラストは、本校美術文化専攻の学生さんが担当しました。


コンサート最初の曲は、モーツァルト『フィガロの結婚』から「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」「出て来い、スザンナ」でした。美しい歌声がまなみーるのロビーに響き渡ります。
オペラは、音楽・演劇・美術など様々なジャンルの芸術を駆使して作られる総合芸術。
歌い手さんの演技力も抜群です!全て日本語ではない曲なのですが、その歌と演技力で会場を魅了していました。


ロメオとジュリエットでお馴染みのベッリーニ『カプレーティ家とモンテッキ家』より「おいで!僕の腕の中でお休み」では、ロメオ役を佐藤奈央子さん、ジュリエット役を千葉万里奈さんが担当しました。
佐藤さんが担当するロメオ役は、高い音域も歌うことが出来る「カストラート」と呼ばれる男性歌手が歌っていたそうです。歌に込められている熱い愛情が染み渡る素敵な歌声でした。

市民会館を利用した帰り際に足を止めて、聴いていく方も…!満員御礼のロビー内がオペラの虜になってしまった楽しい時間となりました。

次回のまなロビvol.41は、本校音楽コース管弦打楽器専攻4年の山本彩乃さんによるソロリサイタル。
さかなのアトリエなどでも演奏を行っている山本さん。今回はどんな演奏をしてくれるのでしょうか?どうぞお楽しみに!

2017年1月23日月曜日

「風が吹くとき」~制作について~

こんにちは、i-BOXです。
さて、19日から開催中の学生展示企画2016 Part.11 坂本有美小作品展「風が吹くとき」。
作品を制作している研究室にi-BOX職員がお邪魔しました。主にテンペラ技法を使って描かれている坂本さんの作品。テンペラって何?と疑問に思われる方もいるのではないでしょうか。坂本さんの作品制作についてお話を伺いました。

テンペラ技法で使用するのは・・・卵!?


――テンペラ技法とは、どのようなものでしょうか?
「テンペラ技法は、全卵と樹脂を混ぜたものを顔料と練ってできた絵の具で描いていく技法です。
「時が来る」という作品は、テンペラと透明油絵の具を何層も色を塗り重ねてグラデーションをかけながら描いています。どの色を重ねていくかという計画はとても大切で、難しいですね。
この技法は、学部の2年生で習いましたが、当時はとても大変でした。ずっとテンペラは作品に使っていませんでしたが、昨年の夏ごろから始めました。技術のレベルが上がるに連れてテンペラ技法を扱いやすくなりました。」


――作品の一部に箔を使用していますが、「金箔」と「洋箔」の違いって何でしょうか?
「洋箔は銅と亜鉛でできています。金箔は、貼ったあとに磨くことが出来るのですが、洋箔は磨けないんです。金箔は、高価な画材なので洋箔を使うことが多いですね。
洋箔を張ってからボールペンの先などで模様を描いたりして画面に表情を出しています。箔の使い方も小作品で実験しながら自分に合った表現を探しています。」


洋箔は、日の光が入っている時間帯と日が沈んだ時間帯で作品の表情の変化が魅力的。会場には、実際に使用している顔料も展示中です!実際に作品を観ると細部まで細かく描かれていることがわかります。ぜひ、ご覧ください!

学生展示企画2016 Part.11 坂本有美作品展「風が吹くとき」概要



日程:開催中~2月4日(土)
時間:10:00~17:00 ※最終日は15:00まで
会場:北海道教育大学岩見沢校BOX[i-BOX]
入場無料

2017年1月22日日曜日

北村へ行こうよ!展開催中です


こんにちは。i-BOXです。
JR岩見沢駅前、いつの間にか雪が強くなってきました…。
明日は久しぶりの大雪になるのでしょうか?

北村の魅力を沢山の羊がご紹介!


さて、先日より、i-BOX前のセンターホールでは「北村へ行こうよ!」展を開催中です。
昨年12月に北村地区の北村環境改善センターに設置された「北村郷土資料コーナー」では、5つのテーマに分けて北村に関する展示を行っています。実は、北村が羊と深~~~い繋がりがあるってご存知ですか?身近なのに知らなかった!そんな北村のアレコレがわかる展示になっています。

「北村郷土資料コーナー」には、本校学生が制作した「北村Q&Aボックスコーナー」が設置されています。こちらは、本校の1・2年生が行う授業「地域プロジェクト」で作成されたもの。5つのテーマで扱うことが出来なかった北村の歴史や文化を紹介する内容になっています。


授業を担当した角先生の「是非市民の方に見に来て欲しい!」という思いから、この度駅舎で北村郷土資料コーナーの紹介である「北村へ行こうよ!」展を開催することとなりました。角先生を中心に、芸術・スポーツビジネス専攻の学生2名が展示を準備。
展示では、5つのテーマをごくごく簡単にご紹介。
「今度行ってみます」という方や「こんな場所があったんですね~」と感想もたくさんいただいておりますよ~。

「北村へ行こうよ!」展は1月30日(月)まで開催。i-BOXで開催中の坂本有美さん個展「風が吹くとき」とあわせて、ご覧くださいね。

「北村へ行こうよ!展」概要(※終了しました)



会 期:開催中~1月30日(月)
時 間:9:00~21:00
会 場:JR岩見沢複合駅舎2階有明交流プラザ内センターホール
   (岩見沢市有明町南1番地1)

2017年1月21日土曜日

空間造形研究室+卒業制作展は明日終了です


こんにちは。i-BOXです。


カウンターで出される飲み物も…作品!?



現在、札幌市資料館では、「北海道教育大学岩見沢校空間造形研究室+卒業制作展」を開催中です。2月から岩見沢・札幌各所では美術コースの卒業制作展が行われますが、空間造形研究室の卒業制作展示はこの札幌市資料館での展示が“本展示”となります。




会場にある6つの展示室全てを貸切り、一部屋につき1~2名の作品を展示しています。
一室ごとに作者の世界観が凝縮されているため、展示室を渡り歩くたびに違う世界に来たかのような、濃密な空気の展覧会です。

また、空間造形研究室は、自らの表現したいものを表現するために、様々な素材を扱うことも特徴的。画材や木材だけでなく、学生によっては「息」「動物の骨」「パイプベッド」を使った作品も登場します。


展示室を廻り終わると、最後に4年生の山田大輝さんが素敵なカウンターから飲み物をご提供…なんとこちらも“作品”です。爽やかな山田さんとお茶を飲みながら、一体この飲み物コーナーのどういった部分が“作品”なのか聞いてみるのも面白いかもしれません。

こちらの展覧会は明日22日(日)17時で終了です。
絵画や立体だけに留まらない、新しい“美術の表現”を体験できる機会です。是非足をお運びください。

北海道教育大学岩見沢校 美術文化専攻
「空間造形研究室+卒業制作展」概要(※終了しました)



※入場無料
会 期:開催中~1月22日(日)
時 間:9:00~19:00(最終日は17:00まで)
会 場:札幌市資料館
  (札幌市中央区大通西13丁目)

2017年1月20日金曜日

近代美術館で音楽×美術(後)


こんにちは、i-BOXです。

音楽・美術を専攻する学生が手を取り合います


先日、ご紹介した「音楽のパレット~フルート・ピアノ・オーボエのコンサート~」。
今回演奏する音楽コースの学生と運営を行う美術文化専攻の学生の打合せにi-BOX職員がお邪魔しました。



4月から徐々に進めて来たという今回のコンサート企画は、チラシ作りから日程調整やプログラム作成まで全て学生たちで行います。
今回の打合せでは、当日のスケジュールや各担当の動きを確認。演奏する際はドレスを着るので、会場が寒いかどうか等の当日の会場の様子などを前年度の様子から予想しながら綿密に確認を行っていました。
出演者の皆さんから、「美術館で演奏するということで色彩豊かな曲を選びました。子どもから大人までご家族で楽しんでいただければと思います。」と話してくれました。

コンサートの企画・運営を行うアートマネジメント美術研究室の3年の本多優衣さん、萩野麗さん、佐々木絵麻さんは、「音楽を聴きに来る方、作品展を観に来る方、色んなきっかけでここに訪れることが出来る場にできたら良いなと思います。展示を観ながらホールから聴こえてくる音楽に興味を持ってもらえたら嬉しいです。」と教えてくれました。
今年で5回目となる連携コンサートは、毎年楽しみにしてくださる方もいらっしゃるとのこと。音楽と美術が作り出す素敵な空間に足を運んでみてはいかがでしょうか?

第5回 北海道教育大学岩見沢校×北海道立近代美術館 連携コンサート
「音楽のパレット~フルート・ピアノ・オーボエのコンサート~」概要(終了しました)



日 時:2017年1月28日(土)11:00開演
会 場:北海道立近代美術館エントランスホール
入場無料

2017年1月19日木曜日

美術×音楽!「音楽のパレット」開催(前)


こんにちは。i-BOXです。

専攻を跨いだコンサート・「音楽のパレット」お見逃し無く!



さて、本日は演奏会のご紹介です。来週28日(土)、北海道立近代美術館エントランスホールにて、「音楽のパレット~フルート・ピアノ・オーボエのコンサート~」を開催いたします。
こちらは、本校と北海道立近代美術館の連携事業として毎年行われているコンサートです。
本日は、こちらのイベントの広報をつとめる美術文化教育コース アートマネジメント美術研究室3年生のOさんからコメントを頂きましたので、ご紹介致します。

「毎回ご好評をいただいている本コンサートですが、第5回となる今回は昨年のタイトルを引き継ぐ事となりました。今年も皆様に、爽やかかつみずみずしい音色で描かれるフレッシュな演奏をお届けいたします!
本コンサートには岩見沢校の音楽と美術の学生が協力して取り組んでおります。
音楽コースの学生が演奏を、フライヤー・プログラムデザインは美術文化専攻メディアコンテンツ研究室の学生が制作しました。
また、今回も私たちアートマネジメント美術研究室の学生が企画・運営を執り行い、音楽と美術双方の協力のもと、本コンサートがより良いものとなるよう努力してまいりました。美術と音楽が織りなす豊かな時間をお楽しみいただければ幸いです。皆様のご来場をお待ちしております。」

演奏会を企画・運営するのは美術学生、演奏は音楽の学生…現場は一体どんな雰囲気なんでしょうか?そこで、こちらの演奏会の打合せに潜入してきたので、明日はその様子をお伝えします。どうぞお楽しみに~!

第5回 北海道教育大学岩見沢校×北海道立近代美術館 連携コンサート
「音楽のパレット~フルート・ピアノ・オーボエのコンサート~」概要(※終了しました)



日 時:2017年1月28日(土)11:00開演
会 場:北海道立近代美術館エントランスホール
入場無料

2017年1月18日水曜日

本日搬入中、「風が吹くとき」


こんにちは、i-BOXです。

不思議な世界観の中で風に吹かれる女性たち…


明日から開催の学生展示企画2016 Part.11坂本有美小作品展「風が吹くとき」。本校大学院教育専修1年 坂本有美さんの絵画作品約9点がi-BOX内に並びます。
さて、本日は展示作業中! 昨年度の展示経験を生かして、作品配置などを調節しながら展示していきます。
ところで、今回の展覧会名「風が吹くとき」というタイトルは、どういう思いで付けられたのでしょうか?坂本さんにお伺いしました。

自分の作品を並べてみると、風に吹かれている人物が多いことに気がつきました。今回の展覧会では、優しい風や冷たい風、水辺のかおりのする風など、どんな風に吹かれているのかを想像しながら鑑賞していただきたいと思いこのようなタイトルを付けました。」

作品の中で風に吹かれる女性たち。皆さんには、一体どのような風が吹いているように見えるのでしょうか?ぜひ、風を感じていただければと思います。どうぞ、お楽しみに!

坂本有美小作品展「風が吹くとき」概要(※終了しました)



会期:2017年1月19日(木)~2月4日(土)
時間:10:00~17:00
会場:北海道教育大学岩見沢校BOX[i-BOX]
入場無料

2017年1月17日火曜日

「スノードロップの夢展」&「しんしん、こんこ展」終了


こんにちは。i-BOXです。

二つの展覧会が終了しました!


5日よりi-BOXにて開催しておりました「学生企画展示2016Part.10三人展『スノードロップの夢展』」は本日17時で終了いたします。
会期中には、i-BOX横のセンターホールで本校美術文化専攻1年生による自主制作展「しんしん、こんこ展」が開催されていたこともあり、多くのお客様にご来場いただくことが出来ました。


短い期間ではありましたが、JR岩見沢駅という会場柄「スノードロップの夢展」「しんしん、こんこ展」どちらも学生が多くのお客様とお話しする機会に恵まれました。学生たちからは「自分の作品に感想を貰えて嬉しかった」「普段会わないような人とたくさん話す機会があって、面白かった」というコメントも飛び出しました。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!

さて、センターホールでは本日より地域文化政策研究室の角美弥子教授によるパネル展「北村の記憶へ行こうよ!」展がスタートします。こちらは、12月に北村環境改善センター内にオープンした「北村の歴史資料コーナー」に関する展示です。角先生からは「駅でこの展示を見て、雪が融けたら是非北村へ足を運んで欲しいです」とのこと。

また、i-BOXは搬入日を挟んで、19日(木)より「学生企画展示2016Part.11坂本有美『風が吹くとき』」がスタートします。こちらもどうぞお楽しみに。

2017年1月16日月曜日

まなロビでオペラ♪


こんにちは。i-BOXです。


今回のまなロビは大迫力の「オペラ」!



本日は毎月1回のお楽しみ演奏会「まなロビ」のお知らせです。
「まなロビ」は毎月まなみーる岩見沢市民会館のロビーで開催される、入場無料のコンサートです。
舞踊、時には美術などとコラボレーションしながら、音楽を楽しむことが出来る企画です!


40回目となる今月のテーマは「オペラ」!
モーツァルト「フィガロの結婚」やヴェルディの「椿姫」など、オペラに詳しくなくても題名だけは聞いたことあるな~という曲目が並んでいます。

今回出演するのは、12月にi-BOX前の有明交流プラザセンターホールで開催された「Tocchiamo!」にて素敵な歌声を披露してくれた、佐藤奈央子さん千葉万里奈さん。そして、今年度の学内ソロ選抜やオペラ「タンクレーディとクロリンダの戦い」で活躍した粟野伶惟さんです。



迫力ある3人の歌声を生で、しかも間近で聞くことが出来る機会はなかなかありませんよ~!圧倒されること間違いなし。是非足を運んでみてくださいね。
「まなロビvol.40」は20日(金)19時スタートです!





「まなロビvol.40 OPERA」概要(※終了しました)


※入場無料
日 時:2017年1月20日(金)19:00~20:00
会 場:まなみーる岩見沢市民会館1階ロビー
出 演:粟野伶惟(バス・バリトン)、佐藤奈央子、千葉万里奈(ソプラノ)、福森百伽、山田知里(ピアノ)

2017年1月15日日曜日

秘密の森で、ヒミツの生き物を作りました


こんにちは。i-BOXです。

子どもの創造力に舩岳先生もびっくり!


現在、岩見沢市絵画ホール松島正幸記念館では、本校油彩画研究室の舩岳紘行准教授による個展「秘密の森」を開催中です。会場にはドキドキ・ワクワクするような不思議な絵がい~っぱいあります!
先日、この展覧会を舞台に、小学生対象のワークショップ「ヒミツの森のヒミツ・・・」が開催されました。


集まった30名近くの子ども達は、大学生のお兄さんとお姉さんに連れられて、まずは絵画鑑賞。存分に舩岳先生の世界を味わった後は、いよいよ作品作りです。
今回作るのは「ヒミツの生き物」!色とりどりのカラーねんどを使って、自分で考えた生き物を作ります。

出来上がった作品を見ると、かわいいお花のような生き物から、言葉では説明できない生き物まで多種多様…。会場にいた舩岳先生は「すごいですよね。大人は頭で”これが手で、これが目で・・・”って頭で考えて作っちゃうけれど、子ども達はそういったことを考えずに、手を動かして、手で考えている。」とニコニコ笑顔で様子を見守っていました。

さて、昨年から開催していました「舩岳紘行作品展『秘密の森』」はまもなく会期終了です。大人も子どもも夢中になっちゃう!?素敵な展覧会ですよ。是非お見逃しのないよう!
17日(火)18時まで開催です。


舩岳紘行作品展「秘密の森」概要(※終了しました)



会期:開催中~1月17日(火)まで
時間:10:00~18:00
会場:岩見沢市絵画ホール松島正幸記念館

2017年1月14日土曜日

スノードロップのこと②イラストってどうやってつくるの?


こんにちは、i-BOXです。
現在i-BOXで開催中の「スノードロップの夢展」。こちらは3年生3名によるイラストの展示ですが、イラストと絵画ってどのような違いがあるのでしょう?
本日は、イラストレーション研究室3年北川美鈴さんにお話を伺って、イラストの魅力を探っていきます!

イラストレーションの魅力とは?北川さんに伺いました!


―――『スノードロップ』という作品では、シスターが登場しますが、作品の発想はどこからくるのでしょうか?
「スノードロップの花について調べていると、修道院で栽培されていることが多い花のようでそこからシスターがスノードロップを持っているイラストを描こうと思いました。」


―――他の2人と違って北川さんの作品はシンプルな線が特徴的なイラストですが、どのようにして制作しているのでしょうか?
私の場合は、まず用紙にイラストを描いた後、ケント紙に転写します。すると紙にうっすらイラストの線が移ります。そして、筆ペンでイラストの線を描いていき、よく乾かしてから水彩絵の具で色をつけています。今回の制作で色々な課題が見つかったので、次の制作に向けて紙の種類などを変えていこうと思います。」


―――最後にイラストの魅力はどんなところでしょうか?
今回のようなイラストは油絵などと違って、修正がしづらいというのが大変です。でも、鉛筆と紙があればすぐに描けるということと、手で描くことで線に味が出るところに魅力を感じます。
今までは、デジタルソフトで描いていましたが、最近は、鉛筆や筆ペンの暖かみのあるタッチに挑戦中です。筆ペンの味や深みを出すのは、なかなか難しいですが練習中です。」

「スノードロップの夢展」は17日まで。是非イラストの魅力もお楽しみください!

学生展示企画2016Part.10 『スノードロップの夢展』概要(※終了しました)



会期:開催中~1月17日(火)
時間:10:00~17:00
会場:北海道教育大学岩見沢校BOX[i-BOX]
入場無料

2017年1月13日金曜日

スノードロップのこと①質問コーナー


こんにちは、i-BOXです。

パステル、色鉛筆、アクリル絵具…様々な画材を取り扱います!


現在i-BOXで開催中の学生展示企画2016 Part.10 『スノードロップの夢展』。「どの作品も暖かな色味で、観ているだけでとても温まりました。」と感想を述べられる方がたくさんいらっしゃいました。ご来場いただいたお客様からのご質問を、作者の内田侑岐さんにお答えいただきます。

[内田さんへの質問]

内田さんの作品には、様々な画材を使用しているようですが、お客様から
「どこで色鉛筆が使われているのだろう?」という声がありました。



[内田さんからの回答]

最初は、色鉛筆などで下絵を描いた後、アクリル絵具で下地の色を塗ります。そして、その上からオイルパステルや色鉛筆を使って動物や植物などを描き込んでいます。
主に線をシャープにしたい時や遠近感を出したいときに色鉛筆を使っていますね。
以前は油絵を描いていましたが、アクリル絵具、ハードパステル、色鉛筆など様々な画材を試して自分に合った画材を模索中です。現在は、幼い頃から慣れ親しんでいるクレヨンにとても近い画材のオイルパステルを使っています。

自分の表現にしっくりと合う画材を見つけるべく、日々画材研究に奮闘中のようです。
画面の中の物語を考えながら構図を練っているという内田さんの作品。動物たちの可愛らしい表情を見ていると絵本の中に入ったような気分になります。ぜひ、会場でご覧ください!
さて、明日はイラストレーション研究室所属の北川さんにイラストレーションという分野についてお話を伺います。お楽しみに!

2017年1月12日木曜日

「雪と光のアートをつくろう!」開催しました


こんにちは。i-BOXです。

無事成功!ビジネス専攻の皆さんが頑張りました!


先日、JR岩見沢駅前商店街を舞台に繰り広げられた「雪と光のアートをつくろう」。こちらは本校芸術・スポーツビジネス専攻3年生の授業「地域活性化プロジェクト」を受講する学生が開催しました。
当日子どもたちを出迎えたのはサンタさん。でも、なんだか困った様子です。なんと、サンタさんが商店街に落し物をしたので、皆で落し物を探しに行くことになりました。サンタさんが落としたのは、「岩見沢の宝」!みんなで商店街を歩いて宝を集めて、JR岩見沢駅に持ってこよう、というのがイベントの内容でした。



実際に集めるお宝は「バラの形をしたLED」。夕方、集めたお宝を駅前の雪の中に埋めて、暗くなってきたところで点灯!その瞬間、子ども達からはわぁっと歓声が上がりましたが、横にいた学生さんたちはなんともホッとした様子…。この3ヶ月間、ビジネス専攻3年生の皆さんはイベント開催のために、運営や交渉など、様々奔走してきたそうです。
みなさん、本当にお疲れ様でした!

さて、今回のイベントを行ったのは、ビジネス3年生の「商チーム」。もうひとつの「農チーム」が21日(土)に「PLAY!EAT!IWAMIZAWA!」というイベントを行います。
こちらは、プロ女子サッカーチームの「ノルディーア北海道」のサッカー選手や、元コンサドーレ選手で本校の教員でもある曽田雄志先生と一緒に雪上サッカーを体験するイベントです。
現在、高学年(小学4~6年生)の部の参加者を募集中です!興味がある、という方は下記ちらし画像をご覧くださいね。

2017年1月11日水曜日

探索、であえーる岩見沢!


こんにちは、i-BOXです。
今日は朝から吹雪の岩見沢。一時、ホワイトアウトで目の前が真っ白でした。外出の際は、十分気をつけてくださいね。

であえーるにこんな施設が…!?活用のために学生がアイデアを出し合います


さて、北海道教育大学岩見沢校の授業「地域プロジェクト」が、であえーる岩見沢にて公開講座として行われています。大学の授業を学生と市民が一緒に受けることが出来る講座です。
先月の26日に行われた講座では、学生さんと受講した市民の方でグループに分かれて、であえーる内の、あそびの広場やフリー学習広場、テニスコートなどを見学し、施設の状況を把握しました。

学生さん達は、施設内にある「あそびの広場」に入って子どもたちの遊んでいる様子や遊具などを視察。「岩見沢にこんな施設があると思わなかった。」「まだ、であえーるでどんなことが出来るのか検討中ですが、色んなことが出来そうです。」と学生さん達は驚きながらも話していました。若者ならではの面白い具体案が出てくる…かも…?様々な施設をそれぞれ写真に記録しながら、今後の公開講座に向けてこれから具体案を出していくとのことでした。

さて、次回は岩見沢について語る「ザワトーーーク」をであえーるで開催します。市民の方や学生さんと前回の視察を参考にして色んなアイデアのお話をしますよ~。
であえーるを拠点としてどんなことが出来るのでしょうか?
岩見沢のことが気になる方、学生とお話してみたい方、授業を受けてみたい方、皆さん大歓迎です。是非気軽にご参加ください!


次回の「まちなか公開講座」
『であえーる岩見沢の集客アップ企画を考える』概要(※終了しました)



日 時:2017年1月16日(月)13:00~14:00
会 場:であえーる岩見沢(岩見沢市4条西3丁目)
持物不要、入場無料、入退場自由!