2015年11月30日月曜日

明日から12月!


こんにちは。i-BOXです。
明日から12月・・・カレンダーをめくると「クリスマス」「大晦日」の文字が。1年が過ぎるのは本当に早いですね。

さて、JR岩見沢駅前では夕方になるとイルミネーションがきらめいています。こちらはプロジェクトクリスマスの一環。多くの市民有志の方が関わっている岩見沢の冬の名物ともいえるプロジェクトです。



この時期ぴったりのおしらせがありますよ~!


本日はこの時期にぴったりの催しのお知らせです。
12月15日(火)より有明交流プラザセンターホールでは、メニー・ツクリマス展~夢のなる樹はこちらですが行われます。

「メニー・ツクリマス展」は、本校美術文化専攻の1年生の作品が並ぶ美術展示です。運営からワークショップ、外部団体とのやり取りまで、全てを1年生のみで行っています。会期は12月15日(火)から27日(日)までの約2週間。1年生の学生さんの作品が、有明交流プラザのセンターホール・市民ギャラリー・そしてi-BOXに並びます!

会期中の土日にはクリスマスカードやニューイヤーカードを制作できるワークショップも行われます。i-BOXのFacebookでは、12月の毎週月曜日に、特集「1年生がツクリマス(全4回)」をお届けします。「メニー・ツクリマス展」の情報や展示の様子を細かにお伝えしていく予定です。1年生たちの活躍をどうぞお楽しみに。

「メニー・ツクリマス展~夢のなる樹はこちらです」 概要(※終了しました)


■会 期:2015年12月15日(火)~27日(日) ※21日は入れ替え日でお休み
■時 間:10:00~17:00
■場 所:①有明交流プラザセンターホール・ギャラリーA
     ②北海道教育大学岩見沢校BOX[i-BOX]
     (どちらもJR岩見沢複合駅舎構内有明交流プラザ2階)
■ワークショップ (※予約不要、持ち物なし、料金無料)
☆クリスマスカード作り:12/19(土)、20(日)
☆ニューイヤーカード作り:12/26(土)、27(日)

2015年11月29日日曜日

伴奏法Ⅱ~アンサンブルの魅力

こんにちは。i-BOXです。

今日は朝から、「いわみざわハート&アート2015(11月30日~12月6日」の搬入が有明交流プラザで行われています。明日10時からのオープニングトークには、本校の三橋純予先生(アートマネジメント美術研究室)も登場予定とのことなので、どうぞお楽しみに!

更にレベルアップした演奏にゲストを迎えて!


本日は来週土曜日に行われるピアノ演奏会のお知らせです。
今回は授業の成果発表演奏会。何の授業かというと「伴奏法Ⅱ」!前期に行われた伴奏法Ⅰでは、声楽とのアンサンブル、オーケストラ伴奏をピアノで実践しました(前回の演奏会はこちら)が、今回は前期の授業を受けて更により高度なアンサンブル活動を目指す学生を対象としているため、レベルアップした演奏を聴くことができそうです!

今回のゲストはソプラノ歌手の川島沙耶さんとフルート奏者の住吉雄一さん。川島さんは2012年度に本校を卒業し、プロの歌手として国内外で活躍中。2011年の在学時には、毎年12月の第3日曜日に半身甲子園球場で行われる「パナソニック杯毎日甲子園ボウル」(全日本大学アメリカンフットボール選手権大会決勝戦)で、国家独唱を行ったこともある実力と実績の持ち主です!
受講学生とプロのコラボレーションが楽しめる、「アンサンブルの魅力」!土曜日の午後は是非北海道教育大学岩見沢校i-HALLへお越しください!


伴奏法Ⅱ研究発表会『アンサンブルの魅力』(※入場無料)概要 (※終了しました)


■日 時:平成27年12月5日(土)13:00開演(開場は20分前)
■会 場:北海道教育大学岩見沢校 i-HALL
(岩見沢市緑が丘2-34-1)
■出 演:住吉雄一(フルート)、川島沙耶(ソプラノ)、
加藤瞳 松田桃花 北浦由花里(伴奏法Ⅱ受講生)、
鎌倉亮太 前田朋子 森山綾乃(TA)
■問合せ:0126-32-0365(伴奏法Ⅱ授業担当 鍵盤第一研究室 水田香)
《曲目》
歌曲、アリア、フルート作品
・クーラウ:序奏とロンド 作品98
・プーランク:フルートソナタより第1、3楽章 他

2015年11月28日土曜日

天塩町から米澤卓也さん登場!

こんにちは。i-BOXです。

先日の3連休、札幌市にあるクロスホテル札幌ではアートフェア札幌2015が行われました。国内外の有名作家の作品を見ることが出来るとあって、会場には岩見沢校の美術学生の姿もちらほら見受けられましたよ~。 当日は、会場内の移動には階段を使う必要がありました。そこで移動するべく階段を降りた、その時!踊り場に本校卒業生の米澤卓也さん(2012年度卒)の姿を発見!!しかも壁に何か描いています。ちょっとお話を伺ってみましょう…。


卒業生の姿を発見!お話を伺いました~!



「今はライブペインティングをしています。毎回、会場に来てから作品を考えていますが、今回は会場が踊り場なので、“踊り場っぽく”しようと思っています。なんで踊り場って踊り場なんでしょうね?あ、最終的にはミラーボールを吊るす予定です。踊り場っぽいでしょ。」


ライブペインティングとは、パフォーマンスの一種で、即興で絵を描くことを指します(場合によっては音楽に合わせて絵を描いたりすることもあるようです)。前日から制作をはじめたという米澤さんはお話の途中も絶対に手を休めることはありません。その姿を見たお客さんから、励ましの声をかけられたり、質問されたり、制作中もコミュニケーションを欠かしません。すごい。

米澤さんといえば、2012年から始まったi-BOX学生企画展示の第1回目「I have it」を行った記念すべき作家さん。あれから3年、現在米澤さんは、現在天塩町で中学校教員をしながら作家活動を行い、更には野球部の監督までされているのだとか。う~ん、忙しそうです。
日々忙しくも制作・発表を行う卒業生の背中、大変頼もしく見えました。
さて、肝心の踊り場はどうなったのか…は、見た人だけのお楽しみ、ですね。

2015年11月27日金曜日

ワッショイ!油彩祭⑤進化する学生、震撼する授業

こんにちは。i-BOXです。

約1カ月にわたりお伝えしていました油彩祭も本日で最後となります。最終回となる今回は、現在i-BOXにて開催中の「油彩画研究室授業作品展《前期-名画模写作品》」につづいて、12月5日よりはじまる《後期-黄金背景を用いた静物画》にて、DMの後期展示のイメージになった作品を描いた、油彩画研究室2年 光永江里さんにお話を聞きましたよ~!


初めての金箔に緊迫!?光永さんにお話を伺いました!



―DMのイメージとなった作品《朝食》は「お味噌汁の中から魚が飛び出て鳥のくちの中へ」という不思議な世界観の作品ですが、どういった授業だったのでしょうか?


〈デペイズマン〉という、関係のないもの同士を組み合わせて、観る人を驚かせるというような手法があります。今回の授業では、その手法をもとに一人ひとりが短い時間で無意識にたくさんの言葉をばばーっと書き出して、それらの言葉に数字をふって、先生が数字のくじ引きをします。それで無作為に選ばれ
た2つの言葉をモチーフに作品を描くというものでした。私が当たったのが、〈味噌汁〉と〈鳥〉で、最初はええ~、どうしよう…って結構困ってしまったんですけど、自分が飾りたくなるような絵にしよう!と考えることにして、味噌汁は中の具から考えてみたり、その時にマイブームだった光る魚は絶対にいれようとか友達が描いていた模写作品の聖母子や天使が放射状に光る宗教画の表現を取り入れてみたりと、そのとき自分がいい!と思うものを自由に組み合わせてみました。味噌汁は理想の一杯が描けてると思います(笑)」



―そういう方法で描いてみてどうでしたか?


「もともと絵のエスキースを考えるときは、テーマなど大真面目に考えなきゃ…という思いが強かったのですが、今回みたいに好き勝手に考えるのもアリなんだって思いました。自分でもびっくりしながら描けるところが楽しいです。でも今までの考え方とは真逆な方法で描いているので、こっちの方が周りの評判がよかったりもしてちょっと複雑な気分です…(笑)技法としては、グレーズという方法で絵具の薄い層を重ねていくような描き方をしています。モシャモシャと絵具を刷り込むように重ねていくので筆が早くダメになってしまうのですが、層を重ねていくごとにモチーフがリアルに浮かび上がってくるようでとてもおもしろかったです。」



―今回、初めて金箔作品の制作ということで、首都圏で精力的に作品発表をされている作家の加藤寛史先生を特別講師に招いての授業だったとのことですが、どのような授業でしたか?


「加藤先生の授業は2日間だけだったんですけど、技術的なことはもちろん、バロックやルネサンス期の絵画の変遷や歴史についてなど知識的なことも色々教えてもらってとてもおもしろかったです。金箔はみんな初めてのことだったんですが、技術的に本当に細かいことまで、先生が実際にこうやってみたらできたよという風に話してくれたので、へー!そうなんだ!ってすっと頭に入ってくるような感じでした。金箔の背景は少し暗いところの方がより映えるという話があって、実際に暗い場所でライターの火の灯りで作品をみる実験をしてみたりして、本当に明るいところでみるよりも、その金箔の背景がより奥行きをもった空間のようにみえて驚いたし、すごく新鮮な体験でした。」



―では、最後に展示について一言お願いします!


作品に人がでていると思います。無意識だから最初に書き出した言葉も本当に人それぞれで、絵を構成するという理性的な行為をしてもやっぱりその人の趣味全開という感じです。油研生それぞれの個性を発見してもらえたらと思います。」 それぞれの無意識の言葉から生まれる絵。他の学生の皆さんの作品もどんなものになっているのかとても気になってきました…!「油彩画研究室授業作品展」は12月4日に作品入替日をいただきまして、《後期》は5日からとなります。皆さまのお越しをこころよりお待ちしております!

「油彩画研究室授業作品展」概要 (※終了しました)


会 期:前期 開催中~12月3日(木)
後期 2015年12月5日(土)~12月13日(日)
※4日は展示入替日となっています。
時 間:10:00~17:00
場 所:北海道教育大学岩見沢校BOX[i-BOX]
(岩見沢市有明町南1番地1 JR岩見沢複合駅舎構内 有明交流プラザ2階)

2015年11月26日木曜日

フリーペーパーで情報GET!!

こんにちは。i-BOXです。

さて、12月が目前に迫ってきました。
岩見沢市にお住まいの皆様には広報いわみざわ12月号が配られはじめている頃ですね。広報いわみざわは、毎月岩見沢市で行われるイベントや市政情報が掲載される、市民必携アイテム。

実は、今月から冊子内の「情報ひろば」というページに「北海道教育大学からのお知らせ」「i-BOXからのお知らせ」欄が登場します!年末に向けて、声楽コンサートや定期演奏会、美術文化専攻の1年生による展示など、12月も予定は盛りだくさん!情報ひろばを見れば、いつ、どこで、どんな教育大のイベントがあるか一目瞭然です。う~ん、便利。

皆さんでも参加できますよ~!


更に、今月号の特集は「まちなかに出よう!市民の足で」。特集にはビジネス専攻の宇田川先生と曽田先生が「であえーる岩見沢2階」で開催する「まちなか公開講座」のお知らせが掲載されています。学生でなくとも参加できる、とのことですので、是非「広報いわみざわ」をご覧になって、この冬はまちのことを考えてみるのもいいかもしれませんね。
また、本日より岩見沢市内各所にて配布されている「これっと」には大学イベントの他、美術文化専攻の伊藤隆介先生による”人生を変えた映画”に関するコラム「素晴らしき哉、人生!」も掲載されています。
「これっと」「広報いわみざわ」はi-BOXがある有明交流プラザで配布中ですので、是非お手にとってご覧ください!

2015年11月25日水曜日

絵画とともに名曲の調べを

こんにちは。i-BOXです。

昨日の天気が嘘のように気持ちよく晴れている岩見沢です。本日は、先日特集でお伝えしていました「SUPERWINDS2015」岩見沢公演となっております。開演は19:00(開演は30分前)岩見沢市民会館まなみーるとなっております。世界最先端の吹奏楽を是非お聴き逃しなく!

 さて昨日は、岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館での美術コースの学生の展覧会の話題をお伝えしました。本日は同じく絵画ホールにて音楽コースの学生の皆さんによる演奏会「木管五重奏~名曲の調べ~」のご案内です!

音楽と美術を一度に!


毎年この時期の恒例となっている本演奏会。今年はフルート、オーボエ、ファゴット、クラリネット、ホルンの木管を中心とした五重奏となっています。

 「あれ?木管五重奏にホルンが入っているの?」と不思議に思われた方もいるのではないでしょうか?木管五重奏と言われる中にしばしば登場する金管楽器のホルン。ホルンは他の金管楽器に比べて、木管楽器などのやわらかい音色にもよく溶け込み、管弦楽の中ではそれらの音を中和したり、和音を補強する役割があるんだとか…!また、古くから金管楽器の中では、より民衆に身近な楽器として親しまれていたそうですよ~。(ちなみにフルートも金属でできていますが、構造の分類から木管楽器なのです。)

会場となる絵画ホールの1Fは、演奏を聴いた人によると「あそこのホールは音の響きがよい。音に包まれている感じがする。」 との絶賛の声も聞かれます。また最近、常設展示「こころの旅路」がフランス・パリ編から札幌・小樽編に展示替えしたばかり。


 演奏会当日となる12月5日(土)は、演奏会に常設展、2Fでは美術コースによる展覧会と一度で三度おいしい日となっていますよ~!ぜひ、足をお運びください。また、枚数に限りがございますが、i-BOXでは、ご招待券を配布しております。早い者勝ちとなっておりますので、観覧ご予定の方は、ぜひi-BOXにもお立ち寄りください。


「木管五重奏~名曲の調べ~」概要 (※終了しました)


《出演者》
菊池 都(フルート)、渡邉 萌愛(オーボエ)、土井 彩月(ファゴット)、中川 拓也(クラリネット)、遠藤 美和(ホルン)
日 時:2015年12月5日(土)14:00~15:00
会 場:岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館(岩見沢市7条西1丁目7番地)
施設入館料:一般210円 高大生150円 中学生以下無料
◆企画展2F 北海道教育大学岩見沢校芸術課程美術コース 「明日への創造」
◆常設展1F 松島正幸の世界「こころの旅路 札幌・小樽」

2015年11月24日火曜日

明日への創造にお邪魔しました!


こんにちは。i-BOXです。

油彩画授業作品展が今日から!


朝起きて一面真っ白な世界に驚かれた方も多いのではないでしょうか。今年も岩見沢の冬がはじまりましたね…。i-BOXでは、明日よりはじまる「油彩画授業作品展《前期》」 が早めに搬入が終わりまして、本日午後より観覧できます!足元の悪い中ですが、おでかけのご予定の方は、ぜひお休みがてらお立ち寄りくださいませ。

さて、現在、岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館2Fでは本校、芸術課程美術コースの展覧会「明日への創造」が開かれています。


本展示は、芸術プロジェクトという授業を受講する学生のみなさんによるもので、今年度は主に絵画作品を中心に染織や映像といったジャンルの作品が並びました。
会期中には市内の高校生を招き、自らが制作した作品について解説するギャラリーツアーなども開催されました。作品を介して思いを伝える・受けとることでお互いに新たな制作への刺激にもなったのではないでしょうか…!

会期は、12月6日(日)までとなっています。また、明日は本展示とあわせて楽しめる企画のご紹介を予定しております!お楽しみに!

「明日への創造」概要 (※終了しました)


日 時:開催中~12月6日(日) 10:00~18:00(木曜日13:30~)
休館日:水曜日・祝日の翌日
会 場:岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館
施設入館料:一般210円、高大生150円、中学生以下無料
常設展示:松島正幸の世界 「こころの旅路 札幌・小樽」

2015年11月23日月曜日

古本で教育支援!北教大古本募金

こんにちは。i-BOXです。 本日「舩岳紘行展―われる山 のびる山」i-BOX展示が最終日で16:00までとなっています。本日13:00より舩岳先生も在廊予定です。ぜひ、お見逃しなく!

古本、是非お譲りください


さて、年末の大掃除を前に、多くなった本を処分しようかな~なんて方もいらっしゃるのでは?処分の前に、是非「北海道教育大学古本募金」をご検討ください。こちらは古本を提携会社に買い取ってもらって、その買取金額を教育大に寄付するというシステムです!
手続きは簡単!読み終わった書籍やCD・DVD・ゲームソフトがあれば、段ボール箱に詰めましょう。指定の連絡先に電話をすると、宅配業者が段ボール箱を取りに来るので、それを渡すだけでOK!渡した書籍等は、提携会社に買い取られ、その売却代金が北海道教育大学に寄付されます。(集荷から約10日ほどで「書籍寄付受領書」が送付されるので、いくらになったのかもわかりますよ~)
また、岩見沢キャンパスでは図書館前に「古本募金専用ボックス」もご用意。取りに来てもらうほど冊数がない、という方は、箱の中に古本を入れていただければ、大学図書館が自動的に回収して売却を致します!いただいたご寄付は「北海道教育大学教育支援基金」として、育英事業や研究支援事業に役立てられます。捨てるはずだった本やDVDが大学寄付金になるチャンスです!詳細はホームページをご覧ください。

2015年11月22日日曜日

SUPERWINDS2015開催(後)編曲の真価、進化する編曲

こんにちは。i-BOXです。昨日に引き続き、SUPERWINDS特集をお送りしますよー!本日は、今年度本校に着任され、初めてSUPERWINDSに関わることになった、作曲第1研究室の阿部俊祐先生にお話をお伺いします!

編曲担当・阿部先生にお伺いしました!


―今回、阿部先生はベーラ・バルトーク作曲の「弦楽のためのディヴェルティメントSz.113より第1楽章」を編曲されました。どんな曲でしょうか?

「ディヴェルティメントはバルトークの最盛期かつ最後期の頃の作品で、“明るくてわかりやすい”弦楽アンサンブル曲かと思います。今回は第1楽章のみを編曲しましたが、やがては第2,3楽章についても編曲できたら…と考えています。」
―今回のアレンジはどのような感じになりましたか?

「吹奏楽というと、音に厚みがあって、派手で大音量…人を圧倒するのが主流のような要素がありますが、今回は落ち着いたアレンジに仕上げました。ピアニッシモや音がクリアなところを強調できるように心がけています。まぁ、拍子が頻繁に変わるので、演奏する学生は大変そうですね。」
―初めてのSUPERWINDSです。ご感想は?

「赴任した当初くらいからSUPERWINDSへのお話をいただいておりました。僕は中高とブラスバンドでトロンボーンを経験していましたが、いざアレンジに取り掛かろうと思うと、吹奏楽のアレンジは楽器も音も多くて大変で…。僕の2015年の夏休みはこの一曲で終わりました(笑)もう、最初の頃の記憶とかありません(笑)」

阿部先生の夏休みの思い出がぎゅっとつまった(?)一曲、バルトークの「弦楽のためのディヴェルティメントSz.113より第1楽章」。一体どんな仕上がりになっているのでしょうか?
編曲の力によって、また先生・学生たちの演奏によってどのような吹奏楽へと進化するのか…!その真価は、ぜひ当日の会場にてお確かめください!

2015年11月21日土曜日

SUPERWINDS2015開催(前)公演直前リハーサルへ潜入!

こんにちは。i-BOXです。 さあ、いよいよ来週に迫ってまいりました本年度の北海道教育大学SUPERWINDS公演!i-BOXでは今日明日の二日間でSUPERWINDSについて大特集!本日は、本校i-HALLにて行なわれた公演前リハーサルに潜入してきました!



リハーサルに潜入してきました~!


 i-HALLに伺うと、本番の近さを物語るピンと張った緊張感に包まれていました。リハーサルがはじまると、管弦打楽器の迫力ある音がドンッとまとまって身体にせまってくるようでした!全体を通しての演奏やフレーズごとにそれぞれの音を確かめるように、指揮の渡部先生から細やかな指示が飛びます。また、 指揮をみる学生のみなさんのまなざしの強さからも今回の演奏にかける思いが伝わってきます。

 公演前ということで詳しい内容はまだお話できませんが、今年のSUPERWINDSのテーマは「編曲の真価 進化する編曲」。ということで、今回の公演に登場する曲目の原曲音源を集めてみました。(https://www.youtube.com/playlist…)公演前の予習にいかがでしょうか?  明日の特集後編では今回のSUPERWINDSにて編曲を担当する作曲第1研究室の阿部俊祐先生にお話を伺いますよ~。初の参加となるSUPERWINDSへの意気込みや編曲の裏話など聞けちゃうかも…!お楽しみに!


北海道教育大学SUPERWINDS2015 概要(※終了しました)


《岩見沢公演》
□日 時:11月25日(水)19:00開演(開場は30分前)
□場 所:まなみーる岩見沢市民文化会館
□入場料:無料
《札幌公演》(終了しました。)
□日 時:11月26日(木)19:00開演(開場は30分前)
□場 所:札幌市教育文化会館
□入場料:1,000円

2015年11月20日金曜日

ワッショイ!油彩祭④どうして名画を模写するの?

こんにちは。i-BOXです。

i-BOXにて現在開催中の「舩岳紘行展-われる山 のびる山-」が来週月曜日に約1ヶ月にわたる会期を終えます。が、油彩祭はまだまだ終わりません!i-BOX の展示は、先生から学生へバトンタッチ。
25日(水)から本校油彩画研究室による授業作品展がはじまりますよ~!「油彩研究室授業作品展」では会期を前後期に分け、前半にテンペラ絵具と油絵具の混合技法を用いた模写作品の展示、後期では、黄金背景を用いたありえない設定の静物画の展示を行ないます。

中村まり子さんに突撃インタビュー!


そこで油彩特集の第4回目となる今回は、本展示の前期作品イメージとしてDMの作品を描いた油彩画研究室3年の中村まり子さんに「どうして名画を模写するのか」を切り口にお話しを伺いました。

―早速ですが、どうして名画の模写というものをするのでしょうか?

「模写からは学ぶことがとても多いです。例えばモチーフの形や絵具の塗りの美しさなど、見ているだけではなかなか気づくことのできないその絵の魅力を発見することができます。また、模写をしてみると実際にどうやって描いているのか…自分では表現しきれないことにも直面して、どう表現するか考えるきっかけにもなるし、改めてその画家の凄さを感じました。」

―今回、中村さんが選んだのがルーカス・グラナハという画家の絵ですが(DM画像左)、なぜこの画家の作品を選んだのですか?

「はじめは登場する人物の顔がみんなころころとしていて、なぜか顔のパーツが中心にきゅっと寄っているところが気になって選びました。(笑)でも実際に描いてみると、服の布の流れやシワの形の美しさや、青、緑、赤といった色の対比のあり方など描くことでそういうものの美しさに気づきました。」

―模写をすることで、自身の制作に何か変化はありましたか?

「今回の授業は模写と同時にテンペラ絵具と油絵具の混合技法の勉強でもあって、この技法は、テンペラの層と油絵具の層を薄く何層にも重ねていく描き方でした。自分の作品ではもともと絵具を厚塗りするが好きだったのですが、この技法をやってみると、手がすごく喜んでいる感じで、授業の時間が終わってもそのまま夜遅くまで描きつづけてしまうことが多くて、自分に合っていたのかなと思います。テーマの面では、赤ちゃんと天使のブームがきています…!キリスト教絵画が好きで宗教にも興味はあるのですが、特に信仰はしてなくて。今は、自分のおもう神話をつくりたいと思っています。描くことで自分だけの神さまを見つけるような。作品のひとつひとつを神話の一部分のようなイメージで制作をしています。

―最後に展示ついて一言お願いします!

「今回は模写の展示ということで、絵具の層の重なりによってでてくる厚みやその画面の美しさを見てほしいです。また、同じく出展している木保くん、安本さんも同じく聖母・聖母子像を描いているので同じテーマの宗教画でも描く画家によってどんな違いがあるかなど楽しんでもらえればと思います。」

お話を聞けば聞くほど、油彩画の広くて、深いさまざまな面を垣間見るようです。他の模写作品もどんな名画が展示されるのか楽しみですね~。来週は、DMにて後期のイメージ作品を制作した学生さんにお話を伺います。お楽しみに!


「北海道教育大学岩見沢校 油彩画研究室授業作品展」 概要(※終了しました)


会 期:前期 2015年11月25日(水)~12月3日(木)
    後期 2015年12月5日(土)~12月13日(日) 
    ※4日は展示入替日となっています。
時 間:10:00~17:00
場 所:北海道教育大学岩見沢校BOX[i-BOX]
   (岩見沢市有明町南1番地1
    JR岩見沢複合駅舎構内 有明交流プラザ2階)

2015年11月19日木曜日

今だから伝えられるもの~劇団ぱるふぇTGR公演終了


こんにちは。i-BOXです。
今月初旬、ことにターミナルプラザPATOSで、本校の劇団ぱるふぇが「Case By Scale」を上演しました。内容は観た人だけのお楽しみ・・・ということにしておいて、本日は部長の竹崎孝之介さん(3年)と、今回の舞台で脚本・演出を担当された金内直文さん(4年)にお話を伺いました。

ぱるふぇの柱・金内さんにお話をいただきました!


―今回の「Case By Scale」は、金内君が脚本・演出を担当されていましたね。登場人物たちと、役者のイメージが合致していました。

金内「これまでの総決算のつもりで脚本を書きました。必要なものを書いていくうちに、どんどん長くなっていったんですが…。今回は、ぱるふぇの役者が“得意とするもの”を演じてもらっています。僕はそれどこがおもしろいの?っていう大人向けの作品も書きたいと思いますが、ぱるふぇの役者がそれをやらなくてもいい。」

竹崎「劇団ぱるふぇは勢いがあるから(笑)。僕らが10代・20代の今だから届けられるもの・やれる演技があると思っています。」

金内「作中で、主人公たちは自分で行動を起こしました。誰かが都合よくストーリーを運ぶのではなく、行動の結果“そうなった”ことを伝えたかった。見た人が“前に進むきっかけ”となる作品になることを願っています。」


―現在札幌市で開催されている札幌劇場祭(TGR)にエントリーしている劇団ぱるふぇ。今作では新人賞を狙いに行ったわけですが、手ごたえはいかがでしょうか。

竹崎「正直わかりません。他の新人賞候補たちの公演を見に行っていますが、ジャンルも方向性も皆バラバラです。12月2日に発表となりますが…これは本当にもう、わからないの一言です(苦笑)」

―さて、今後の活動は?

竹崎「劇団ぱるふぇは設立3年目を迎え、これからも継続的に演劇を作りやすくしていくための、システム整備をする時期に来ていると思います。もちろん自分の演技上の課題を解決していくことも大切ですが、システム作りにも力を入れていきたいです。」
金内「お、偉いね(笑)自分は書くことが自己表現なので、脚本を学べる大学院への進学を目指しています。あと、卒業するまでに一人芝居を一本やりたいですね。」


お話を通じて、劇団ぱるふぇの公演は、毎回学生たちが“今この時の全て”をかけて作り上げていくことが良くわかりました。金内君の頼もしい言葉もありつつ、次回作は未定とのこと。次回公演が決まり次第、またお知らせしてくれるとのことですので、その時を楽しみに待ちましょう!
劇団ぱるふぇの皆さん、お疲れ様でした!

2015年11月18日水曜日

センターホールで相談中?

こんにちは。i-BOXです。

すっかり寒い日が続いています。夏はあんなに静かだったセンターホールも、最近では暖をとろうと人々が多く集っている様な気がします。
全面ガラス張りなので、外は寒くても、晴れると建物の中はぽかぽかになるのが、有明交流プラザのよいところなんですよ~(夏はちょっと?暑いんですが…)

本校の学生もお手伝い!ハート&アート展


さて、そんなセンターホールに本校のアートマネジメント美術研究室の皆さんがいらっしゃいました。なにやら市役所職員さんや街の方と打ち合わせ中…さて、何をしているのかと言うと、今月末から開催される、「障がい者週間 いわみざわ ハート&アート展 2015」の打合せでした! 障がいのある人を含めた岩見沢市民の方々が制作した作品を一堂に集うこの展示。本校のアートマネジメント美術研究室の皆さんも、“ちょっとしたお手伝い”をするんだとか?さて、どうなるのでしょうか!
会期中は様々なイベントも催されるということで、クリスマスに向けて、センターホールがどんどん賑やかになる予感!電車やバスの待ち時間、ホームで待つのもいいけれど、有明交流プラザに遊びに来てみませんか?その際には、是非i-BOXにもお立ち寄りください!

障がい者週間いわみざわ「ハート&アート展2015」 概要(※終了しました)

会期:2015年11月30日(月)~12月6日(月)入場無料
時間:9:00~21:00


2015年11月17日火曜日

一年間の集大成!2つの演奏会

こんにちは。i-BOXです。

今回の演奏会のテーマは”編曲”!


本日は年末にかけて岩見沢市まなみーるで行われる二つの演奏会のお知らせです。

まずは、11月25日(水)開催の「北海道教育大学岩見沢校SUPERWINDS2015」
こちらは本校で管・打楽器を学ぶ学生による、吹奏楽のコンサートです。今年のタイトルは「編曲の真価・進化した編曲」。既存のクラシックが、本校にゆかりのある作曲・編曲家の皆さまにより、吹奏楽に生まれ変わって登場します。本校の渡部謙一先生(金管・合奏研究室)によるアツ~い指導の下、学生たちが日々鍛錬してきた成果が、ここに発表されます。



こちらは音楽文化専攻の定期演奏会です!


そして12月15日(火)には 「北海道教育大学岩見沢校音楽コース・音楽文化専攻 第7回定期演奏会」が開催されます。こちらは、本校の音楽コースのピアノ・室内楽・吹奏楽・オーケストラなど各分野の発表が楽しめる本格的な演奏会です!年に1度の「定期演奏会」ということで、学生の皆さんの気合も十二分です。
どちらの公演も共に、なんと入場無料!ただし、定期演奏会はまなみーるで配布されている入場整理券が必要ですのでご注意くださいね。また、「岩見沢は遠くていけないよ~」という札幌の方も、ご安心ください。両公演とも、翌日に札幌公演が予定されています!詳しくは、画像のチラシをご覧くださいね!(終了しました。)

2015年11月16日月曜日

イベントはしごで楽しい時間!

こんにちは、i-BOXです。

この土日の札幌にて、アニメーション研究室上映会「ASE 2015 Show Time!」と油彩画研究室展「油展」にお邪魔してきました!


「ASE 2015 Show Time!」レポ


 まず、先週の13・14日にOYOYOまち×アートセンターさっぽろを会場に開催されたASE上映会では、研究室生のみならず、他研究室生や卒業生、今年は道外の学生や新人アニメーション作家の作品も参加するなど盛りだくさんなプログラムとなっていました。



プログラム内の企画「30秒アニメ」では、時間をテーマに参加者は24時間の中から与えられた1時間をモチーフにアニメーションを制作。朝のさわやかな時間を表現した作品や、家族の待つ家へ帰る夕方、残業の終わらない夜…など、かわいらしくも、ときにコミカル、ときにシリアスといった様子でそれぞれのイメージを膨らませた時間が表現されていました。また、学生それぞれの作品では、ひとくちにアニメーションといってもさまざま制作方法があるようで、そのひとつひとつに新鮮な驚きがあり、あっという間の2時間半でした。

「油展」レポ


 そしてもうひとつは、11月は油彩祭として特集に協力いただいている油彩画研究室展「油展」。会場となった札幌のコンチネンタルギャラリーにところ狭しと並べられた作品たち。繊細に描きこまれたものや、大胆な筆運びでリズム感のあるものなど独特の世界観をもつものばかりで引き込まれるような展示となっていました。



 また、休憩スペースには「コンセプトシート」なるものが!こちらは、出品された作品のテーマやイメージなどが作者である学生の皆さんの言葉で書かれていました。授業などでなかなか在廊することが難しいこともあってか、こういった工夫があるのは観覧者にとっては嬉しいことですね~。
 


このように週末に本校のイベントが重なることもしばしば。上映会や展覧会、演奏会などをはしごして楽しむ休日もおすすめですよ~!i-BOXでは、これから年末にかけてもイベントを随時ご紹介していきます。楽しい時間の予定をたてる際には、ぜひi-BOXのチェックをお忘れなく!

2015年11月15日日曜日

学生がマネジメントする「音楽のパレット」(後編)


こんにちは。i-BOXです。

昨日に引き続き、第4回北海道教育大学・北海道立近代美術館連携事業「音楽のパレット」についてお送りします。先日行われた打ち合わせに、i-BOX職員もお邪魔させていただきました。


学生が頑張ってます!打ち合わせ現場にお邪魔しました



「美術館に行く人がコンサートに行くとは限らないし、コンサートに行く人が美術館で作品鑑賞するとは限らないですよね。だから、美術館に行った人がコンサートも見てくれたらいいし、コンサートに来た人が美術館を見ていってくれたら、とってもいいと思います」

打ち合わせの最中、そう教えてくれたのは、コンサートの企画・運営を行う山田菜月さん(アートマネジメント美術研究室3年)。楽しんでもらうために、打ち合わせに余念はありません。この日は、スケジュールやプログラム、アンケートの確認などが行われました。音楽・美術の学生が、「ここは大丈夫?」「これは訂正が必要ですね」と、お互いの立場から細かい表記ゆれや言葉尻までしっかり確認を行っていました。

今回、コンサートで進行を行うアートマネジメント美術研究室の本多優衣さん(2年)は、

「高校生のとき、このロビーコンサートを見て、教育大に入って、この研究室に入ろうと心に決めてきました。今回、このような形で関われて嬉しいです。ものすごく緊張していますが、頑張ります」

と教えてくれました。



毎年それぞれの持ち味を集結して行われる連携コンサートです。ご覧になる際には、互いの分野を越えて一つのイベントを作り上げる学生たちの姿もどうぞご注目ください。「音楽のパレット―ソロと室内楽のコンサート―」は11月28日(土)開催です!(終了しました。)

2015年11月14日土曜日

学生がマネジメントする「音楽のパレット」(前編)

こんにちは。i-BOXです。


音楽と美術のコラボレーションをお楽しみください~!


今月末、北海道立近代美術館のエントランスホールでは、「音楽のパレット~ソロと室内楽のコンサート~」を開催いたします。実は相互協定を結んでいる、北海道教育大学と北海道立近代美術館。この協定の一環として、平成25年度より、美術館のホールで本校の学生が定期演奏会を開催しています。 4回目となる今回は、その名も「音楽のパレット」。タイトルは過去3回の開催時に、お客様から「みずみずしい音楽が聴けてよかった」という感想をいただいたことから着想。“爽やかでみずみずしい音色で描かれるフレッシュな演奏をお届けしたい”、と、学生が企画や広報、内容まで全て手がけています。
「せっかく“美術館”という場所なので、安らぎを与えられるような曲目を選びました。」と教えてくれたのは、今回のコンサートで演奏を行う、草刈さん、大久保さん、野口さん。演奏だけでなく、プログラムの選曲も学生が手がけているのが本コンサートの面白いところ。他にも、フライヤー(画像)の作成をデザイン研究室の学生が、そして企画・運営をアートマネジメント美術研究室が担当しています。 美術・音楽の学生は、普段一緒に何かを共催するということはなかなかありません。さて、この現場っていったいどんな雰囲気なんでしょう?明日は、その打ち合わせの様子をご紹介致します。どうぞお楽しみに!


音楽のパレット-ソロと室内楽のコンサート- 概要(※終了しました)



■日 時:平成27年11月28日(土) 11:00開演
■場 所:北海道立近代美術館ロビー
■出 演:草刈樹(トロンボーン)、大久保恵夢(ソプラノ)、野口夏綺(ピアノ)
■伴 奏:星千紘(ピアノ)、大久保規子(ピアノ)
■問合せ:鍵盤第1研究室 水田香(0126-32-0365)、アートマネジメント美術研究室 三橋純予(0126-32-0401)

2015年11月13日金曜日

ワッショイ!油彩祭③ 講評会ってどんなもの?

こんにちは。i-BOXです。 11月の毎週金曜日は油彩画特集!3週目の本日は、美術の講評会ってどんなもの?という疑問をお持ちの方も少なくないのでは?ということで、先日油彩画研究室で行われた作品講評会に突撃してきました!
 油彩画研究室では、授業作品の講評会のほかに、半期の中で2~3回ほど自主制作の講評会を行なっているそうです。今回は、現在開催中の「油展」搬入の直前の作品講評でした。

作品講評に潜入してきました~!


実習室にお邪魔すると、講評会の真っ最中。4年生は、卒業制作を中心に、2、3年生は油展などに向けた作品についての講評を受けており、完成している作品もあれば、まだ制作途中のものありました。

発表者は一人ずつ、作品とともにみんなの前にでて自分の描いた作品についてテーマや考え、描き方についてなどを述べていました。それに対して、集まった研究室生から感想や質問、意見などが飛び、「○○さんの線がとても好きです。」といった感想や色の決定に迷っている人に対して「こっちの色の方がさわやかな印象になると思う。」「いや、私はそっちの色の方がテーマに合っていると思う!」 といったように、学生の中だけでもさまざまに意見交換がされていました。

> 最後に先生から技術的なところから制作についての考え方も含めてアドバイスされていました。

油研所属の学生にお話を伺いました!


実際、講評受けている側はどういう感じなのでしょう?ということで、2年生の森遥奈さんと浅井菫さんにお話を聞きました。



森さん「毎回緊張しつつ、自分の現状を知る手段になっていて、ある意味楽しみにしています。できてない自分を再確認するのはつらいですが…汗」 浅井さん「確かにできてない自分をみせるのは辛いですね~。でも、人の作品を改めて見られるのはとても楽しいです。他の人と比べられることで、やらなきゃ!作品つくろうってなります。」 森さん「あとは、先生の講評はそれぞれの方向性をきちんと残してくれますね。変な方向にいきそうになったら、ちょちょっと直してくれる感じです。自己反省もあって、それを糧にできる講評会だと思います。」

―お話を聞くと、講評会がそれぞれの制作のモチベーションの一つになっているようでした。油彩画研究室の作品は、描く課程でもさまざまな人の意見を聞いて、考えを練ることも多いようですね~。そんな油研生の作品たちが一堂にかいする「油展」は現在、札幌のコンチネンタルギャラリーにて今週日曜日までの開催です!ぜひ足をお運びください!




「油展」概要(※終了しました)


会 期:11/10(火)~11/15(日)
時 間:10:00~18:00 
会 場:コンチネンタルギャラリー(札幌市中央区南1西11)
入場無料 
11/14にはレセプションパーティーも開催!

2015年11月12日木曜日

火の神様に感謝する「ふいご祭り」


「鞴祭(ふいごまつり)」が行われました!


こんにちは。i-BOXです。
先日i-BOX職員は、美術文化専攻 金属工芸研究室の主催の「鞴祭(ふいごまつり)」にお邪魔してきましたよ~!

鞴祭は、古くから鍛冶屋や鋳物師などが火をおこすために必要な道具である「鞴」を清め、火の神様に感謝し、また一年の仕事の安全と繁栄を祈願するためのお祭りです。


空気が乾燥し、火を扱う仕事が盛んになるこの時期に一年の仕事始めとして、全国各地の金属工芸関連の工房などでとりおこなわれます。

金属工芸研究室の鞴祭では、運営のすべてを学生がおこない、祭壇やしめ縄飾りなども本格的につくられていました!儀式では、神主の祝詞ののち参列者ひとりずつが玉串を奉納し、厳粛な雰囲気で式がとりおこなわれました。i-BOX職員もしっかり岩見沢校とi-BOXの発展をしっかり祈願してきましたよ~!(仕事で火は使わないけれど…)



また参列者には、研究室生のみならず、OGの方や絵画や彫刻など分野を問わず学生の皆さんが集まっていました。皆さんもそれぞれの制作の安全や繁栄を祈願していたのではないでしょうか。

式のあとは、研究室生による手料理がふるまわれ、話の尽きないにぎやかな時間となりました。学生のみなさんにとっても普段はなかなかできない貴重な経験だったのではないでしょうか。これからの一年もより良い年でありますように!