沖縄／北海道芸術文化交流プロジェクト

こんにちは。I-BOXです。
先月ご案内した、本校の卒業生森本めぐみさんの個展「遠くの星へ、やまびこへ、わたしはここにいます」。（前回の記事はこちら）沖縄で開催されたこちらの展覧会ですが、当日の様子が届きましたので、こちらでもご報告させていただきます！

北海道と沖縄をつなぐ、文化交流プロジェクト

i-BOXで展示していた軟石は、森本さんが住む福井を経由して沖縄へ。毛布にぐるぐるとくるまれて、大事に輸送されたようです。





展示の際は、森本さん作「恵庭岳」のマケットと向かい合うような形で札幌軟石が置かれました。（※マケット…美術用語で“小型の模型”）


　森本さんが卒業制作の頃から長年向き合う「支笏カルデラと火山活動」。

卒業時には「支笏火山」を制作しましたが、今回は、火山活動で噴出したものをイメージした金や銀の紙ふぶきに加え、「恵庭岳」や「札幌軟石」を取り上げ、北海道における一連の火山活動が、作品という形になって沖縄の地で語られました。



この「沖縄／北海道芸術文化交流プロジェクト」では、今回のような展示や、フリーペーパーの発行などを、琉球大と北海道教育大出身の若手作家が集まって行っています。発案である北海道教育大学釧路校の富田俊明准教授は「息の長いプロジェクトに」とのこと。すでに次回のフリーペーパーを作る動きがあるとのことで、今後の展開が楽しみですね。